東京近郊から約2時間。茨城県鹿嶋市にある関東最古の神社である鹿島神宮は、荘厳、神聖な雰囲気に包まれたスピリチュアルな空間。何度も訪れてみたい場所です。
鹿島神宮の歴史やご利益、見どころスポットをご紹介。
地元在住、鹿島神宮に魅せられた私のおススメモデルコースです。
鹿島神宮って?
鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市にある関東最強パワースポットの一つです。
鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社です。
鹿島神宮 公式webサイトより
・御御祭神は、日本神話における最強の武神「たけみかづちのかみ」
・全国に約600社の鹿島神社の総本山
・関東で一番古い神社
・日本三大神宮の一つ
※「延喜式神名帳」由来の説
アクセス
公共交通機関
東京からは、便数も多く、約2時間で着く高速バスが断然便利です。
・上り便は日本橋口到着・下り便は八重洲南1番発車
・SPASMO・Suicaはじめ全国の交通系ICカード使用可能
片道運賃 | 大人 | 小人 |
現金 | 2,100円 | 1,050円 |
IC | 1,950円 | 980円 |
・高速バス時刻表
※鹿嶋アントラーズのホームゲームのある時間帯は混む
自動車および駐車場
高速道路潮来ICから一般道で約20分となります。
参拝者用の駐車場、周辺にも駐車場があります。
平日は無料。土日祝日300円~500円程度が一般的です。
駐車料金 | 住所 | |
参拝者第一駐車場(60台) ・鹿島神宮の正面目の前 ・土日祝日は混む | 普通車300円 中型車500円 大型車700円 | 茨城県鹿嶋市宮中 2306-1 ※8:00~ |
参拝者第二駐車場(55台) ・歩いて5分程度 | ・平日: 無料 ※土日祝日・繁忙期 500円 | 茨城県鹿嶋市宮下2丁目8−8 |
鹿嶋市宮中地区駐車場(150台) ・新しい駐車場 ・平日はおススメ ・歩いて3分程度 ・高速バス場に併設 | ・平日: 無料 ・土日祝日: 普通車 500円 中型車 700円 大型車 1000円 バイク 200円 | 茨城県鹿嶋市宮中1丁目13 |
御手洗池駐車場(10台程度) ・本殿まで坂があり、遠い ・鹿島神宮の裏にある駐車場 | 無料 ※正月・祭礼時 有料 | 茨城県鹿嶋市宮下1丁目6-15 |
境内が大変広いため、カーナビによっては目的地設定を「鹿島神宮」とすると裏手の関係者道路に迷い込んでしまいます。
※正月や祭礼時は掲載情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
鹿島神宮 公式サイトより ※公式サイトにGoogle Mapcode有
ご利益
鹿島神宮で祭られているのは、雷、剣の神様武甕槌大神(たけみかづちのかみ)。
日本神話では、最も強い武神として知られています。
たけみかづちのかみは、日本の初代神武天皇が、即位前の東征時、”神剣”で窮地を救いました。
即位された神武天皇は神恩への感謝から、紀元前660年に創建したのが、鹿島神宮と言われています。
この事から、勝利の武神により邪魔するものをはねのけ進む力を授かることができると言われています。
奈良、平安の頃には国の守護神として、中世~近世になると、源頼朝、徳川家康など武将の尊崇を集め、武神として仰がれるようになります。
鹿島神宮 公式サイトより 一部抜粋
ご利益
・商工殖産(商業をさかんにする)
・縁結び
・安産
・交通安全
・旅行安泰
鹿島神宮#すべての始まりの地
鹿島神宮は、太陽が昇る東に位置する事からレイラインの”はじまりの地”とも言われています。
レイラインとは、古代の遺跡やパワースポット・聖地が一直線上に並んでいる光の道✨
鹿島神宮と高千穂神社を結ぶラインにもパワースポットが並ぶレイラインです。
鹿島神宮#参拝モデルコース
土日祝日は、人が混み活気あり、平日は、閑散としてますが、荘厳です。
ですが、初詣以外は混雑は比較的なく楽しめますよ。
・土日祝日 朝早く参拝を済ませてから境内の見どころを回る
〇 活気がある!
× 人が多く、参拝まで並ぶ事も!
・平日 ゆっくり境内の見どころを回る
〇 無料駐車場多。空いている
× 休みのお店も多い
広い境内を60分~90分位かけて主な見どころを回るモデルコースです。
大鳥居
この大鳥居は、日本大震災で倒壊。平成26年(2014)に再建されました。
大鳥居をくぐって、すぐ右手にある境内案内図があります。
手水舎(ちょうずや)
柄杓はありません。右手→左手で手を清め、口をゆすぐ。
というのが、定番ですが、”口をゆすぐ”は真似だけでも良いそうです!
参拝前に清めましょう。
楼門(ろうもん)
日本三大楼門の一つ。高さ約13m、重要文化財に指定されています。
他の二つは、筥崎宮(福岡県福岡市)、阿蘇神社(熊本県阿蘇市)の各楼門。
いずれの神社も、一之宮だということ。
一之宮(いちのみや)とは、最も格式の高い神社の事をさすそうです。
二郎杉
楼門をくぐり、すぐ右手にあるのが、樹齢700年の”二郎杉”になります。
二郎杉の周りには、必勝祈願などの絵馬が奉納されています。
ご神木は鹿島神宮本殿の後ろにある樹齢1300年大きな杉の木です。
季節に応じて色々な展示物がありますよ。
摂社 高房社(たかふさのやしろ)
本宮を詣でる前に、この神社を参拝するのが習わしだとか。
拝殿前に鎮座する「摂社(※本社の管理下にある小規模な神社) 高房社(たかふさのやしろ)」は、武甕槌大神による葦原中国平定の天香香背男(あめのかがせお)討伐で大きく貢献した
建葉槌神(たけはづちのかみ)を御祭神として祀っています。
社殿(しゃでん)
社殿にある、お参り作法。
心を静かにして自分を見つめる一時です。
二拝二拍手一拝をし、
祝詞(のりと)(神に対して唱える言葉)
「祓いたまえ 清めたまえ 守りたまえ 幸いたまえ」
ちょっと一息 盆栽展
時折、展示があります。
摂社 奥宮
奥宮までの「奥参道」。
600種以上にも及ぶ、杉・シイ・タブ・モミの巨樹が生い茂っています。
奥宮での参拝が終わったら、裏の杉の木からパワーをもらいましょう。
要石
奥宮を進んでいくと、たけみかづちのかみの石造。ナマズを抑えています。そのまま、すすんでいくと要石がまつられています。
舗装されている道なので、歩きやすいです。
奥宮の裏はどの参道にも、マイナスイオン溢れていますよ。
要石(かなめいし)
要石(かなめいし)
鹿嶋市ホームページより 引用
地震抑えの石として有名で、徳川光圀が石がどこまで埋まっているのかを探ろうと、周囲を七日七夜掘らせたが、掘った穴が一夜にして埋まるため、諦めたという伝承があります。
映画「すずめの戸締り」でも有名になった地震を鎮める根の深い要石(かなめいし)。地上に見えるのはほんの少しですが石は、根が深くナマズを押さえているともいわれています。
御手洗池(みたらしいけ)
奥宮から坂を下ってつくのが、御手洗池。坂の途中で3か所階段をクリア出来るなら、車いす、ベビーカーでも可能。
鹿島の七不思議の1つ。
御手洗池のから湧き出る水は、汲み取り無料(煮沸して飲用)
ペットボトルを持っている人もチラホラ見かけます。
御手洗池(みたらしいけ)
こんこんと流れ込む湧き水は、日照りの時期でも水量に変りなく、澄み切って底の遠方が浅く見えます。池の周辺を巡っても、常に足元が一番深く見えるよう変化して見えるので、深さは大人でも子供でも胸の高さまでといわれます。
鹿嶋市ホームページより 引用
人気のお茶屋一休(ひとやすみ)もあります。
団子・鮎・蕎麦・季節野菜etcあります。
鹿園
鹿といえば、奈良の鹿公園が有名です。
奈良の鹿は、鹿島神宮のたけみかづちのかみが白鹿に乗って来られた鹿という伝説があるそうです。
鹿園の鹿は、神鹿として大切にされています。
隣接しているお土産屋さんが、売っている餌を柵に入ってあげることも出来ますよ!
さざれ石
君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」です。
めりー先生の音楽準備室サイトより 一部抜粋我君は(あなたは)
千代に八千代に(永く永く)
細石の(細かい石が)
巌となりて(大きな岩となり)
苔の生すまで(苔が生えるまで)”あなたの命が(細かい石が長い年月を経て大きな岩となり苔が生えるまで)永く続きますように・・・”という解釈
御朱印・お守り
御朱印やお守りを販売しています。
授与所開設: 8:30~16:30
鹿島神宮ならではの鹿島立守・常陸帯守(安産)・鹿島の帯占いなど、数多くのお守り等を授与しております。
鹿島神宮 公式ホームページより
まとめ
鹿島神宮に魅せられて、何度も参拝に行っています。
主な見どころを巡った後は、裏参道や広い敷地を歩いてそれぞれのお気に入りの場所を見つけてください。
四季折々の魅力があふれる充実した時間を過ごせると思います。
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